二月如月の二十四節気七十二候

季節

二月(如月)

立春

暦の上では春が始まる。二十四節気の最初の節気とされる。節分は立春の前日をいう。

東風解凍

とうふう(はるかぜ)こおりをとく  暖かい春の風(東風)が氷を溶かし始める頃

黄鶯見睆

こうおうけんかんす(うぐいすなく) うぐいすが鳴きはじめる頃

魚氷上

うおこおりにのぼる(うおこおりをいずる)  暖かくなり氷が割れ、魚が氷の上に飛び出してくる頃

雨水

しだいに暖かくなり、雪や氷が溶け、雪が雨に変わる頃

脉(脈)潤起

つちのしょう うるおいおこる 土がしとしとと降る春雨で潤い始める頃

霞始靆

かすみ はじめてたなびく   霞がたなびき始める頃。

草木萌動

そうもく きざしうごく    草木が芽を吹き始める頃

関連本

日本人のならわしと暮らし暦12か月
単行本 399ページ
著:瀧本マリ子と日本人の暮らし研究会
海竜社

和の暦手帖 二十四節気と七十二候を愉しむ (だいわ文庫)
文庫本 208ページ
著:松村賢治
大和書房