電子マネー4陣営で共通ポイント「おサイフマイル」
JR東日本のSuica、楽天Edy、イオンのWaon、セブン&アイホールディングスのnanacoの電子マネー4陣営は、共通ポイントを開始。
共通ポイントは「おサイフマイル」。ソニー子会社のフェリカネットワークス(東京・品川区)が運営する。
各社のポイントとは別に「おサイフマイル」のポイントも付く。貯まった「おサイフマイル」は各社のポイントに交換可能。還元率は0.1%〜。
キャッシュレス決済のポイント還元制度を背景に利用者が増加。19年のスマホ決済利用額は約1兆8000億円(前年比で約6割増)。
PayPayをはじめとする大規模キャンペーンでQRコード式の利用率が増加。20年1月の決済利用率は、タッチ式が25.2%、QRコード式が29.3%だった(MMDLabo(スマホなどのサービス調査/東京港区)調べ)。タッチ式が共通ポイントで連携することで、QRコード式に対抗する図式。
私は、今のところ、docomoのiDをメインにして、新幹線を利用するときにサブでSuicaを使っています。
今回のニュースだとdocomo iDが入っていないのはちょっと残念です。
iPhoneやAppleWatchだと、Suicaの方がわざわざ起動せずに読取り機器にかざすだけでいいので、今後はSuicaの利用率があがるかもしれません。
FeliCa(フェリカ)について
非接触型ICチップ技術。機器に差し込んだり、暗証番号を打ち込んだりする必要がない。
通信方式に種類がある。タイプAとタイプB。
タイプAは、海外で広く使われている。
タイプBは、日本の住基カードでも使われている。
JR東日本のSuica(スイカ)、docomoのおサイフケータイなどに採用されている。
ICチップの世界出荷数は19年9月末時点で13億超個。
18年に汎用ICチップでもソフトウェアを組み込めばFeliCaを搭載できるようになり、中華系スマホでも搭載されているものがある。
参照:FeliCaのページ
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