世界国家の創設

トランプが共和党の指名候補となることが確実となった。
彼は、在日米軍の費用はすべて日本が支払え、さもないと在日米軍を全て撤退させると言っている。
私は、日本が自ら憲法を作らず、また、軍隊もないのは、異常だと思っている。なので、トランプにはこの際大統領になってもらって、これを機に日本には憲法問題と、軍隊の問題をきっちり考えてはどうかと思う。

既に軍隊並みの自衛隊がありながら、自衛隊を軍隊と認めず、戦争反対や憲法9条を守れと声高に叫ぶエセ平和主義者たちには吐き気がする。一見大義名分を掲げて、当然のことを言っているようにも聞こえる。戦争はしてはいけないものだからだ。
武器をチラつかせて力づくで欲望を押し付けるようなことは断じてするべきことではない。
ただ、軍隊を持つことは決して戦争を容認するものではない。自分の国は自分で守るものだ。隣の国が、力で土地を奪おうとしているのならば、治安を守るために相応の防御力は必要だ。

こういった国境問題を考えるとき、すでに「国境」というものの考え方が破たんしてきていることに気づかされる。
いつも制度は後追いだが、あまりにも今の制度の根幹をなすものだけに、旧体制の遺物として最もたちが悪いかもしれない。
全世界的に経済も人も物資も国境を越えて動くのだから、全世界的なルール作りをしていかないといけないのは当然だ。一部の業界では、ISOのような国際基準の制度化や、医療、医薬のハーモナイゼーションが起こっている。これをもっと広範囲に広げていくべきだ。
一つの国は都道府県や州のような扱いにして、世界法を創設し、民法や刑法、会社法のような世界共通の法律を整備し、世界軍によってテロや一国の暴挙に対抗し、処罰していくべきだ。若造の気持ち次第でミサイルを飛ばしているのを野放しにしていいわけがない。

世界国家に一番近いのは、国連だろう。しかし、今の国連にはそんな力は到底感じない。あらたに世界国家の制度を構築するのは、あまりにもハードルが高いように思える。ひとまず、常任理事国の否定と、国連軍の常設からスタートして、一歩でも世界国家の創設に近づいてもらいたい。

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