一月睦月の二十四節気七十二候
一月(睦月) 小寒 寒さが大寒に向けて厳しくなる頃。寒の入り。小寒から節分までの三十日間を「寒の内」と呼ぶ。 初候:芹乃栄 せりすなわちさかう 芹が育ち始める頃。 芹は七草の一つ。七草粥に入れる七草は芹の他に、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。七草粥は無病息災を願う風習。年 ...
二月如月の二十四節気七十二候
二月(如月) 立春 暦の上では春が始まる。二十四節気の最初の節気とされる。節分は立春の前日をいう。 東風解凍 とうふう(はるかぜ)こおりをとく 暖かい春の風(東風)が氷を溶かし始める頃 黄鶯見睆 こうおうけんかんす(うぐいすなく) うぐいすが鳴きはじめる頃 魚氷上 うおこおりにのぼる(うおこおりを ...
三月弥生の二十四節気七十二候
三月(弥生) 啓蟄 土中で冬ごもりしていた生き物たちが動き出す頃 蟄虫啓戸 ちっちゅう こをひらく 冬ごもりをしていた虫が、戸を啓いて(ひらいて)姿を表す頃 桃始笑 ももはじめてわらう 桃の花が咲き始める頃 菜虫化蝶 なむしちょうとなる 青虫が紋白蝶になる頃 春分 昼と夜が同じ長さの日。立 ...
四月卯月の二十四節気七十二候
四月(卯月) 清明 万物が清く明るくイキイキと見える頃 玄鳥至 げんちょう(つばめ)いたる 燕が南方より渡ってくる頃 鴻雁北 こうがんきたす(かえる) 雁(ガン/カリ)が北へ帰っていく頃 虹始見 にじはじめてあらわる 虹が見え始める頃 穀雨 穀物を潤す雨が降る頃 葭始生 よしはじめてしょ ...
五月皐月の二十四節気七十二候
五月(皐月) 八十八夜は雑節の一つ。立春から数えて八十八日目。米という字につながることから農業の吉日とされる。霜が降りなくなる時期であることから茶摘みや苗代づくり(稲の種まき)をはじめる時期。 立夏 夏の始まる頃 蛙始鳴 かえるはじめてなく 蛙が鳴き始める頃 蚯蚓出 きゅういんいずる ミミ ...