月別アーカイブ: 2014年3月

最強のふたり/Intouchables(2011)

競争と挑戦に生きがいを感じて富を手に入れたものの、不遇の事故によって首から下が動かせなくなってしまい、介護なしには生きていけないフィリップ。

そして、仕事がなく、失業手当を受給するために仕事の面接に来たスラム育ちのドリス。

介護の仕事の面接に来た人たちの中で、失業手当を受けるためのサインをもらいに面接に来たドリスは、異色の存在。

正直でストレートな物言いのドリスに興味をもったフィリップは、不採用どころか採用してしまう。

金持ちと貧乏人。身体の動かない中年と強健な若者。高尚な趣味と俗な下ネタ。クラシックとソウルミュージック。

あまりにも違い過ぎるふたりですが、同情にうんざりしていたフィリップと、どん底から這い上がろうとするドリスは、少しずつお互いを受け入れていきます。

フィリップ役のフランソワ・クリュゼが、すごくいい表情を見せてくれます。

ドリス役のオマール・シーも、スラム育ちからなんとか這い上がろうとする青年を好演します。

脇を固める女中のイボンヌやマーガリーも個性的でコミカルで、ナイスキャストです。

そして、シーンごとに入る絵画やオーケストラの演奏、パリの朝やフランス郊外の田園シーンは、美しいです。

ハリウッド映画のような派手さや号泣シーンはありませんが、ハートウォーミングな話に心暖かくなります。

ありがちなストーリーのようですが、これは実話をもとにしたストーリー。最後に、本物のふたりが登場します。

映画のタイトルのIntouchableは原題ですが、英題はUntouchableです。Untouchableという言葉を辞書で引くと、触れることができない。得ることができない。という意味のほかに、汚らわしい民、社会ののけ者という意味や、逆に、非難の余地のない人という意味があります。そして、攻撃することができない。批評や攻撃を超えて。という意味も。このあたりの意味合いをくみ取りたいですね。

個人的評価 ★★★★☆

題名/Title:最強のふたり(原題:Intouchable)2011
監督/Director:Olivier Nakache, Eric Toledano
出演/Cast:
Philippe   Français Cluzet
Omar Sy    Driss

saikyonohutari

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「奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ」を読んでみて

少し前に参加した懇親会で教えてもらった一冊。「奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ」(著:リカルド・セムラー 訳:岩元貴久)を読みました。

MBAやフレームワーク、マネジメントが悪いというわけではないですが、仕事や人生における幸せをもう一度見直し、社内での民主制、社員の能力、情報共有、そして働き方を考え直すことで、会社の業績は上げられるという一冊でした。

「毎日が週末」といっても、毎日だらだら過ごすという意味では当然なく。週末のようにワクワクしながら働こう、というものです。

そして、会社は社員がワクワクしながら働ける環境づくりをすればよく、社員の勤務状況など管理するようなマネジメントは必要ない。

社員は、自分の趣味や家庭生活に必要な時間を平日の昼間に取ることもできるし、土曜日の午後に働くこともできる。自分のキャリアプランを自分で決めることができる。

こんな勤務形態を日本の労働基準法のもとで実現しようとすると、どうなるのだろう?有給休暇をとって平日休んで、休日出勤のサービス残業?

文字に書いた経営理念など必要ない。大切なのは培われた企業文化や社風だ。そのためには、情報を自由に共有すること。企業文化は日々の活動の結果として自然に育まれる。給料といったデリケートなものも公開する。

気になった ポイントを集めてみた

  1. 管理監督なんていらない
  2. 働く時間も仕事のやり方も社員が自分で決める
  3. 会社の成長は必要なものではない
  4. 画一性は危険
  5. 幸運は準備している者に訪れるもの
  6. 直観を信じる。

 

前回『成功はランダムにやってくる』を読んだ後に、この本を読んで、ウズウズしてきます。

これも何かの「ご縁」ですね。

チャンスは自らつかむべし。

 

 

奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ

奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ

  • 作者:リカルド・セムラー
  • 出版社:総合法令出版
  • 発売日: 2006-01-24
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